株価算定の基礎知識

■株価の算定についての基礎知識
参考:http://www.cpa-ishiwari.jp/UnlistedStocks/index.htm

株価算定の必要性
 (1)会社法上の株価算定の必要性
 第三者割当増資・ストックオプション発行等を行う場合、
 既存株主の利益を害することのないよう適正な時価とする必要があります
 (会社法上、特に有利な価額での発行の場合、株主総会の特別決議が必要となります)。
 
 (2)税務上の株価算定の必要性
 税法上の時価よりも低い株価で増資や株式の移動をしてしまうと課税されてしまいます。
 
 (3)株式公開準備会社にとっての株価算定の必要性
 株式公開直前期末までの2年間については株式公開申請書類において、
 その状況(合理的な株価の算定根拠、株価算定方法の採用理由等)を開示することが義務付けられています。
 
 未公開会社において、株価算定書を入手しないまま根拠に乏しい価格で株式移動が行われるケースがあります。
 株式公開審査上、また税務上の大問題になってしまう場合がありますので、公認会計士による株価算定書の入手が必要です。

 株価算定書の補足:http://blog.livedoor.jp/venturecfo/archives/180278.html
   個人的知り合いの会計士に鑑定書を作ってもらって50万円ほどでやっている。
   もしくは、以前少し書いたIPOコンサルの方に作成いただいたときは30万円であった。
   監査法人や、もしくは、系列のコンサルティング会社に依頼すると200万円はするのではないか。

株価算定方法について
 純資産方式、DCF方式法、収益還元方式、配当方式、比準方式(同業他社との比較))