共同経営や友人とビジネスを始める前に考えておくべきこと

個人的な経験と、各書、各人に聞いたことから、まとめてみました.

・どんなに話し合おうが、お互い主張が違う部分が積もり積もっていくと、ものすごいストレスになることに耐えれるか
・お互いが「俺はこれだけやってるのに、相手はそれほどやってくれない」という不満も滞積していった時どうするか
・成功すれば自分の力、失敗すればパートナーのせいにしないか
・意見の対立や衝突する場面で深いところでお互いをリスペクト(尊敬、尊重)していらるか
・ビジネスのパートナーとして数十年という単位で末永く付き合えるか
・友達の性格、悪いところ、欠点を自分が十分に理解していて、それを許容できるか
・自分と相手の強みが相互補完の関係にあるか
・パートナーを組んだ人には全信頼を預けることができるか?お金も何もかも。
・パートナーが二人にとって良かれと思って行っている行為に対しては咎めなくやっていけるか
 (明らかな裏切り行為は別)
・不満のある時は一方的に不満をぶつけるのではなく、相手の考えを聞き入れる姿勢をもてるか.


解決案
・ビジネスに何を求めているか、その価値観が合うのか腹を割って話をする
 合うようなら続けるが、合わないなら一緒にやらない方がよい.
 価値観の例:
  後世に名を残す大企業を作りたいのか
  高品質のサービスや商品を提供することにこだわりを持っているのか
  とにかくお金儲けに興味があるのか
  その事業を立ち上げるにあたり、どのような使命感を感じているのか
・どうしても二人で経営しなければならない理由を明確にする
・経営の責任がどちらにあるか、言い換えれば経営の決定権限をどちらが持つかを決める。
 これがはっきりしないと、経営判断が割れた時必ずトラブルになります。
・資金提供だけして配当の形で利益配分する


カヤックの良い事例
http://www.nikkeibp.co.jp/article/nba/20100219/211748/
1、3人とも自己責任で行動(相手のせいにしない)
2、コミュニケーションを早め早めに取る(相手への不満も最終的には自分のせい)
3、3人であるということです。

両者の意見が対立した時に「or」ではなく「and」の案を出せという意味で、
つまり、どちらか一方の案を採択するのではなく、
第3の案、すなわち両者ともが「Happy」な案を出そうということです。


2人起業の場合
http://www.venture.nict.go.jp/contents/venture/node_60/2/node_27482

ベンチャーの場合
「経営計画」「営業」「マーケティング」「経理」「制作」「財務」
「人事」「総務」「管理」「掃除」「警備」「社内調整」「社外調整」
などの要素を瞬時に優先順位をつけて、誰がいつまでにどのレベルまで、
なんのために、どう仕事するかを判断する

もちろん目的は「他人から信用できる会社を創る」事にあります。